「これまで」と「これから」そして「未来のソニックジャパンの人」へ

ソニックジャパン役員が絶えず進化してきた20年と、創業時からの変わらぬ精神、そして未来への想いを語ります。
(2024年10月収録)

20年を振り返る ~時代の変化を見つめ、絶えず進化~

水野:ソニックジャパンは、全国各地の6つのソニックというグループ会社を統合する形で2005年に創業しました。

森川:元々はソニー生命出身者が「一社専属ではなく、様々な保険会社の商品からお客様の意向に合った提案を行いたい」という共通の想いで立ち上げた6つの会社でした。ただ、規模が小さいと会社を維持するための数字に追われてしまう現実があり、当初の想いである「お客様にとって質の高いサービス」を提供するためには統合が不可欠でした。

水野:会社を統合し全国展開すれば、質の高いサービスを提供するために必要な保険会社基準も維持できますし、お客様がもし転勤されても保全できるようになります。創業に合わせ、集まった全員の想いを一つにするために「企業理念」「経営ビジョン」「コーポレートスローガン」を策定し、初年度には第一回のコンファレンスを開催しました。55名の全国のエージェント(当社での募集人の呼称)が大阪に集まりました。

添島:当時はマネージャーがおらず、全員が募集人でした。「1人は100人のため、100人は1人のため」という精神でお客様に寄り添い、全員で幸せになるというのが創業時の想いでした。

水野:創業後、大きな転機となったのは金融庁による「委託型募集人の適正化」と「改正保険業法の施行による体制整備義務」です。2015年に求められた適正化において、委託型募集人の代理店だったソニックジャパンは、全員と雇用契約を結ぶ必要がありました。その際、ソニックジャパンは全募集人をあえて1年間の契約社員とし、本当にソニックジャパンが自分に合った代理店なのかを各自に見極めていただきました。中には独立や廃業する方もいましたが、結果的には「ソニックジャパンでやりたい」という想いを持った方とだけ正式に雇用契約を結ぶことができました。2016年の体制整備においては、事業統括本部を設置し、エリアを3つに分けて管理監督することで、求められた保険募集におけるガバナンスの強化とPDCAサイクルの実施態勢を整えました。

代表取締役社長 水野 明

添島:それまでは全員が募集人でしたが、体制整備に伴い保険募集を行わない管理者が必要になり、森川に事業統括本部長に就任してもらいました。また、3人のプレイングマネージャー(拠点長・募集人兼任者)には募集を止めてもらい、大きな規模を管理監督するエリアマネージャーに就いてもらいました。

森川:私が事業統括本部長になり体制整備を始めたとき、最初は金融庁や代理店検査に耐えられる組織を意識しましたが、何のために代理店があるのかと考えなおし、お客様側から見た理想の代理店を目指すべきと考え、実態を伴う体制整備を行いました。それが2018年に公表した当社のお客様本位の業務運営方針である“寄り添い人”宣言や、2023年の生命保険協会の認定代理店登録に繋がっていると思います。

水野:先ほどお話した2015年の適正化で同じ想いを持った仲間が残ったので、ここまで態勢を整えることができたと思います。創業時に作成したソニックジャパンの企業理念にあるとおり、まさに「時代の変化を見つめ、たえず進化」をしてきた20年だったと思います。

変わらぬ想い ~受け継がれてきた相互研鑽の文化~

取締役副社長 添島 弘文

水野:環境と体制は大きく変わりましたが、20年前から変わらないものもあります。それは学び合い、讃え合う文化です。初年度に行った第一回のコンファレンスで横の繋がりが生まれ、ソニックジャパンの社風である相互研鑽の文化が生まれました。

添島:営業は自身の成功体験を他人に共有しない方が多いですが、ソニックジャパンのエージェントは「聞く勇気・感じる力」を持ってお互いに学び合ってきました。その根底にあるのは、お客様の問題を解決したいという想いです。お客様の幸せがなければ、エージェントの幸せも、会社の幸せもありません。これは20年間、まったく変わっていない想いです。

森川:学ぶというのは単にテクニックを学ぶのではなく、募集人としての在り方や理念を学ぶためのものです。定期的にソニックジャパンアカデミーなどを開催しておりますが、そこで学ぶのは単なる保険の販売ではありません。お客様に寄り添い、お客様の問題を解決するという価値観を醸成するための学びです。

水野:創業以来、このような想いと文化が受け継がれているのがソニックジャパンの強みです。その結果が生産性の高さや継続率の高さに繋がっていると思います。

吉竹:年に一度、全エージェントが一堂に会し開催するコンファレンスでは、そういった想いを全員が持ち寄って確認し合っています。確認することで確信に変わり、それにより正々堂々と自信を持ってお客様に寄り添えます。

森川:損害保険についても、学び合い讃え合う文化が育ってきました。生保よりも保険金支払いが多い損保ですから、様々なことを共有し合うことが非常に有益です。

吉竹:自発的に横のつながりで勉強会などを行っていることも多く、そのような文化をくみ上げる形で損保アカデミーも立ち上げました。

水野:10年前は生保92%・損保8%のシェアでしたが、現在は損保が約30%になりました。総合保険代理店としてワンストップで生保・損保を取り扱える理想的な環境が成熟してきている証だと思います。

吉竹:損保業界はこれからますます厳しくなると思います。兼業代理店に所属している方が専業代理店に移るケースも増えると予想され、損保全体の6割といわれる自動車保険の需要も減少する見込みです。これからは企業向けの新種保険をはじめ、様々な情報提供ができるようにならなければ生き残れません。当社は生保で培ったヒアリング力を活かすことができます。損保においても学びと相互研鑽をさらに推進していきます。

リクルート~お客様との約束を果たすために~

専務取締役 吉竹 智昭

水野:創業当時は乗合代理店ができてまだ10年ぐらいでした。周りの代理店は売上や募集人を増やすことに注力していましたが、ソニックジャパンはお客様と社員の幸せを優先しながら、数よりも生産性にこだわってきました。これは今でも変わりません。ただ、組織を継続していく・お客様を継承していくためには同じ想いを持った仲間を増やすことが必要不可欠なのも事実です。

森川:お客様から喜ばれ、満足していただいているこのビジネスモデルを未来永劫に残していくこと。これは責務だと思います。私たちの幸せだけではなく、お客様の幸せにも貢献してきた自負があるので、それを継続していくためには新しい血液が必要です。新しい血液が入ると組織は活性化します。

取締役事業統括本部長 森川 俊秀

吉竹:現役の生命保険募集人が、自身が契約を頂いたお客様に保険金を支払う確率は3%だと聞きました。日常では、私たちは保険金を支払う可能性が低いお客様に寄り添っているといえます。お客様との約束を果たすためにも、同じ想いを持った方のリクルート活動と後継者の育成が必要です。

添島:ソニックジャパンのリクルートスローガンは【「欲望」より「情熱」 、「説得」より「感動」を。 成功への方程式がここにはある。】です。ソニックジャパンに入社する前は、なかなかお客様に選ばれなかった募集人が、ソニックジャパンでCOT、TOT(MDRT達成基準の3倍、6倍)を達成するケースや、生産性が4倍になるケースが多いのですが、その理由がこのスローガンに詰まっています。自分の問題を解決するための「欲望」が、お客様の問題を解決するための「情熱」に変わり、自分のためにお客様を「説得」していたのが、お客様の「感動」に変わった。ソニックジャパンの20年の生きざまがここに詰まっています。

水野:ソニックジャパンは数字をあげる人が讃えられるのではなく、ホールパーソンが讃えられ成功します。例えば、お客様に対してだけではなく、保険会社の方に対しても感謝できる方です。私たち代理店は保険商品を作っているわけではなく、責任準備金も支払っていないのに、保険商品を販売させていただいている立場です。保険会社に対して感謝するのは当然です。数字を挙げているからといって、保険会社に横柄な態度をとる方はソニックジャパンにふさわしくありません。

添島:ソニックジャパンで成功するのは「優しい人」ですね。お客様の問題が解決したことを自分のことのように喜べる人、わからないことがあれば周りの仲間に聞いてお客様に情報提供できる人です。「優しい人」「感謝出来る人」が成功します。

メッセージ ~ 未来のソニックジャパンの人へ ~

森川: 私は体制整備に携わって来た中で、お客様にとってどうあるべきかを常に自問自答してきました。企業として利益の追求も必要ですが、長きにわたり存続していくためには、保険代理店・金融事業者としての在り方を追求し、あなたに会えてよかったと多くの方に言っていただけるような募集人であり、代理店でありたいと思っておりますので、その想いに共感できる方々と出会えることを楽しみにしています。

吉竹:お客様のために自己成長意欲を常に持ち続けられる真っ直ぐな方と一緒に次の時代を歩んでいきたいと思っています。まずはお近くの拠点にお越しください。そこのメンバーを見て頂ければソニックジャパンのことがわかります。

水野:この保険業というのはお客様の生老病死・災害事故に寄り添う仕事です。この本質を理解している方は、ソニックジャパンでお客様に寄り添い、ともに成長・相互研鑽して幸せになりましょう。

添島:優しい人・感謝できる人は是非、ソニックジャパンの扉をノックしてください。【成功への方程式がここにはあります。】

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